うつ病など精神障害などになって、障害年金の申請を検討している方の中には借金問題を抱えている方がいらっしゃいます。

実際、もし、借金の返済中だと障害年金をもらうことが出来なければ困ってしまいますよね。

ここでは、障害年金と借金返済の関係についてお伝えしていきます。

障害年金は借金返済中でも需給は可能

障害年金とは、厚生年金や国民年金の被保険者である人が、障害者の等級に応じて、お金を支給してもらえることが出来る制度です。

国民年金加入者は、等級が1・2級であれば障害基礎年金を受給することが出来ます。

厚生年金加入者は、等級が1・2級であれば障害基礎年金+障害厚生年金を受給し、3級であれば障害厚生年金を受給出来ますし、1~3級以外であれば障害手当金を受給することが出来ます。

時々、障害年金と生活保護のシステムを同じように捉えてしまう人がいらっしゃいます。

確かに、生活保護の申請をする場合は、生活保護費を借金返済に回すことは原則として出来ないため、事前に自己破産などの手続きを行う必要性が出て来ます。

参考記事:生活保護費で借金返済するのは禁止されている?法的根拠は?

しかし、障害年金は、借金返済中の方でも申請をすることは可能ですし、障害年金を受給できるようになった後も、そのお金を借金返済に回してもまったく問題ありません

自己破産をする場合は注意が必要

障害年金は借金返済中でも申請することは可能ですが、もし、自己破産を検討している方は注意が必要です。

もちろん、自己破産を行った場合でも、障害年金は差し押さえをすることが禁止されています

ただ、自己破産をする前に、障害年金が受給され、銀行口座に振り込まれると、その預金口座は債権者から追及を受け、差し押さえられる可能性が出て来ます

実際、自己破産を手続きを弁護士に依頼をして、自己破産の開始決定がされれば、それ以降に得た収入は、基本的に差し押さえの対象にはなりません。

ですから、自己破産の検討をしている方は、自己破産の開始決定後、また可能であれば免責決定後に、障害年金を申請されるのが望ましいと言えます。

障害者が借金返済できなくなったら免除は可能?

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ただし、障害年金の過去の遡及分に関しては、破産手続開始決定後に入って来たとしても破産開始決定前に原因があると裁判所から指摘される可能性もあるので、弁護士に相談しながら手続きされることをお勧めいたします。